私自身の中にドロドロした得体の知れない何かが年齢を重ねる毎に膨れ上がってるような気がしてます。昔は刹那的な切れ味のあるものだとしたら、今はもっとヌバーっとした、何か。パートナーや仲間がいて、どんどん幸せになればなるほど、反比例して膨れ上がっている。なんでだろう。きっと、アートがなくて、これが爆発したら、社会的な犯罪を犯すようなことになりかねないとおもってます。アートは、そんな私にとって自分の個性をありのままま肯定してくれる受け皿で、もしかしたら社会に微弱な電流を流せるかもしれない方法に感じてます。これがもしかしたらパンドラの箱なのかもしれない。だとしたら、勇気を持って適切な開け方を模索して、関わってくれる人たちと観客のみんなと一緒に考えていきたいと切におもいます。