琉球舞踊師範 島田さん。
下見の初日に、踊ってみせる機会があり、
「あなたいいわね。私の琉舞とあなたの自由なダンスでコラボしましょうよ」
予定が合わず、残念ながらお流れに。
そんな島田さんと偶然お会いする。
「東京に帰ってしまうそうね。私の稽古場見に来る?」
お邪魔する。
広い稽古場。今はほとんど使われてない。
「この琉球民謡で踊ってみなさい」
唐突に踊らされる。
指示がとぶ。
「私は演出家なの。あなたは瞬時に指示をくみ取ることができるのね。やっぱり一緒になにかをやりたいわ」
足を悪くしてから、お弟子さんがいなくなってしまった稽古場。
でも、尽きないクリエイティブ精神。
またくることを約束。
「いつでもきなさい。あなたは友達よ」